簡単ダイエット法・成功レシピTOP > 確実に痩せる方法とポイント > 痩せたいのに食べてしまう人へ

痩せたいのに食べてしまう場合の対策法

痩せたいのに食べてしまう・・・何だか切実な悩みですね。
つまりスリム(痩身)になりたいのに、食べたい(食欲)という気持ちのほうが、まさっているわけですね。この場合の対処法は、二つです。

  • 痩せたいという気持ちを強くする
  • 食欲を抑制する

モチベーションを高める

痩せたいのに食べてしまう場合、「痩せたい気持ち」を大きくする方法とは、つまりモチベーションを上げるということです。たとえば好きな彼氏ができれば、何としても痩せようとしますよね?あるいは健康診断で血液検査値がすごく悪くて、メタボリックシンドロームと診断されたとします。そうした場合、血糖値や血圧、血中脂質値が高いままだと、いずれ心筋梗塞や脳卒中になる危険が倍増しますから、何としても痩せようとしますよね?早死にしたくないからです。

痩せたいのに食べてしまういう場合は、そのように切実で、明確な目標がないことが考えられます。そのため、目先の欲望を満たすことを優先してしまうわけですね。もしも好きな人に告白するためにダイエットしようとしたら、甘いものを食べたくなったときに「今食べたら嫌われてしまう」という歯止めがかかるはずです。また「今食べたら、心筋梗塞になってしまう」と思えば、お菓子類には手がでなくなるはずです。これは禁煙や断酒にも言えることです。

どうしても痩せたいのに食べてしまうという人は、結局、なんとなく痩せたいと思っているにすぎないということになります。まずは、明確で強い目標を立てたらどうでしょうか?受験勉強や資格試験でも、まずは試験に合格するという目標を立てますよね?スポーツでもそうです。では、ダイエットはどうかというと、けっこう目標を立てずに、ただ「痩せればいいなー」という人が多いのです。これは目標を立てるだけですから、簡単なダイエット法でしょう。

ただしダイエットで気をつけなければいけないのは、体重を減らすことが即、ダイエットの成功とは限らない点です。たとえば低炭水化物ダイエットとか水のみダイエット、低カロリー置き換え食品では、カロリーを減らすので体重が減少していきます。でも、同時に筋肉が減っていることが多いのです。筋肉は成長ホルモンを分泌して脂肪を燃焼したり、基礎代謝を高めて消費カロリーを増やしたり、体温を上げて免疫力を高める働きがあります。

痩せたいのに食べてしまうという人が、目標を立てる場合、そこを勘違いして、1ヶ月で5キロ痩せる!としてしまいがちです。これがダイエットの怖いところです。1ヶ月に5キロも痩せることは、普通に生活している限り、あり得ません。たとえば寝たきりの入院生活とか、漂流してしまったときくらいでしょうか。つまり非常事態であり、あきらかな飢餓状態です。こうなってしまうと、体は筋肉を食いつぶして減らしていきます。筋肉から、不足分の糖質を作り出すからです。

さらにケトン体がエネルギー源となり、脂肪があまり燃焼されなくなります。
ケトアシドーシスになると血液のPHが、かなり酸性に傾いて、これが進んでいくと昏睡状態となり、死亡にいたるといわれています。

そのほか、痩せたいのに食べてしまうという人に注意して欲しいのは、摂食障害です。拒食症という言葉を聞いたことがあるでしょう。今は食欲があるので、分からないかもしれませんが、その正反対の状態になるのです。つまり食べたくなくなるのです。そうなると栄養失調状態になります。それでも食欲がわかないため、非常に危険な状態となります。

ですから、痩せたいのに食べてしまうという人は、目標を立てるときに、体重を数値で決めないほうがよいでしょう。

食欲が出てくる原因とは?

痩せたいのに食べてしまうということは、食欲が狂っているわけです。
普通は、エネルギー代謝や新陳代謝に必要な分だけしか、食べたいとは思わないものです。

それなのに必要以上に食べたいと思ってしまうのは、食べる対象のものの味が忘れられないからでしょう。ご飯を食べたばかりなのに、さらにケーキが食べたくなる人は、脳のなかにあるケーキの味(記憶)を想像しています。すると食欲が出てくるわけですね。まさに「甘いものは別腹」状態です。これは医学的にも説明されていて、脳の視床下部にある摂食中枢で作られる、オレキシンという脳内ホルモンが関係しています。

普通は血糖値が上がって胃が膨れれば、満腹中枢が刺激されます。
また脂肪細胞からレプチンというサイトカインが分泌されれば、それも満腹中枢を刺激します。しかし、おいしそうなものを見たり匂いを嗅ぐと、オレキシンが摂食中枢から分泌されて、胃の中の内容物を一部、幽門から十二指腸に押し出すというのです。その分、胃にスペースが空くわけで、これが別腹の正体といわれています。

ですから痩せたいのに食べてしまうという人は、美味しいものを見ないで、匂いも嗅がないのがいいのですが、それは不可能かもしれません。頭の中に思い浮かべただけでも、オレキシンが分泌される可能性があるからです。もしストレスが過剰にあると、ドーパミンが分泌されて摂食中枢が刺激されるので、余計に食べたくなります。また美味しいものを食べて、ストレスを和らげたいと思うのが人情ですから、さらに食べ過ぎることになります。

セロトニンを増やす

でも、このように食欲というのは、脳内で作られるということを知れば、食欲を抑制するのも、脳内にヒントがあると言えるのではないでしょうか?食欲を抑える脳内の神経伝達物質にセロトニンがあります。セロトニンは血糖値の上昇や胃の膨張という情報を受けて、満腹中枢に作用して満腹感を感じさせます。そのほかセロトニンの前駆物質であるトリプトファンを摂取したり、セロトニンを分泌させるような運動をすることによっても、活発にさせることができます。

血糖値や胃の膨張以外で、セロトニンを増やす方法は、まとめると以下の通りです。

  • トリプトファンを摂る(肉、乳製品、バナナなど)
  • 太陽の光に当たる
  • 音読をする
  • 咀嚼をする(よく噛んで食べる)
  • 単調な運動をする(ウォーキングなど)

痩せたいのに食べてしまうという人は、食欲を抑えるために、ぜひ上記の項目を試してみてください。食後に血糖値が高くなっているのに食欲が湧いてくる人は、インスリンが効きづらくなって、インスリン抵抗性が生じている可能性があります。レプチンにしても、分泌されても抵抗性が生じていると、効きづらくなります。これは満腹にもかかわらず、美味しそうという理由から「さらに食べてしまう」という生活習慣から、そうなってしまっています。

痩せたいのに食べてしまうという人は、ここで紹介しているセロトニンを増やす方法によって、食欲を正常化すれば、我慢しなくても食べ過ぎるということがなくなります。そうなれば、痩せていくことが実感できるので、うれしくなりますよね?それが励みになって運動を始めると、ますますダイエットが加速されていき、ダイエットに成功して、スリムな体型を手に入れるという結果が出るのです。